ロジクール iPad Pro用キーボード&カバー「CREATE」
2016/02/17
iPad ProをMacBook化できるキーボード&カバー
iPad Proのリリースとほぼ同時期に出たキーボード。Appleとロジクールの共同開発ということらしい。Apple純正のSmart Keyboard以外の選択肢として、検討している方も多そうだ。
【公式】ロジクールCreate iPad Proキーボードケース(スマートコネクタ付き)
キーボードのルックスは、ほぼMacBookという印象で、角度によっては新しいMacBookのラインナップに見えてしまうかもしれない。
価格は税抜で18800円。Smart Keyboardの19800円(税抜)とほぼ同価格帯だが、Smart Keyboardにない様々な機能を備えている。
- 液晶面だけでなく、背面も保護できる +
- バックライト付き +
- MacBookとほぼ同等のフルサイズキーボード +
- Smart Connectorで充電不要、Bluetoothペアリング不要 =
- iOS専用のショートカットキー +
- 3色から選べる +
+の表記があるものが、Smart Keyboardにはない特徴だ。こう見るといいことづくしのようだが、逆にCREATEだけのデメリットもある。
- 725gと重い。Smart Keyboardの2倍強。iPad Proと組み合わせると約1.4kg(MacBook Air 13"とほぼ同じ重量) ー
- キー配列は英語配列 =
- 言語切り替えキーがキーボードの最上段にあり打ちにくい ー
- 防水は表面のファブリックのみ ー
- スタンドとしてのポジションが2種類しかない ー
- 厚みが約19.9mmとMacBook Air 13"よりも厚い ー
- キーボードカバーが取り外しづらい ー
メリット、デメリットのそれぞれの項目が、自分にとってどのくらい意味を持つかによって評価は変わると思う。
実はこのキーボード、購入を検討したこともあったのだが、最終的にSmart Keyboardを購入した。
個人的な評価(未購入だが)
購入を検討した時に考えたのはこんなことだ。
- すでに持っているMacBook Pro 13 Retinaと変わらない重さになる
- 言語切り替えがやりにくそう(Smart Keyboardは左下隅に専用キーがある)
- 取り外しが面倒そう(寝転んで使うときはサッと外してできるだけ軽くしたい)
- iPad Proを落としてしまうシチュエーションは考えづらいので保護機能はそれほど重要じゃない
こんな感じのことを考えて結局、Smart Keyboardを購入した。結果としては良かったと思っている。
とはいえ、iPad Proをノートパソコン的に使いたい人には、かなり魅力的な製品だろう。
上に挙げたメリット、デメリットを考慮して購入の判断をしてもらえればと思う。
ロジクール「CREATE」レビュー
Apple純正のSmart Keyboardと比較:iPad Proを“MacBook化”するキーボードケース「iK1200」は買いか (1/3) - ITmedia PC USER
Smart Keyboardとの詳細な比較記事。写真も豊富。一読をおすすめする。
MacBook Airのような打鍵感とiPad Proを包み込むカバー--ロジクール「CREATE」レビュー