幼児教育とiPad
絵本の表紙をスワイプ
ニュースキュレーションのニュースソクラに、iPadと幼児の話が掲載されていて、興味深かったので、取り上げてみました。
【いま大人が子供にできること(8)】 絵本を iPad のように読もうとする子どもたち (ニュースソクラ) - Yahoo!ニュース
※リンク先は記事配信先のYahoo!ニュースになります。
この記事自体は、本とこどもとの関わりをあつかった連載のひとつなのですが、記事の冒頭で紹介されているエピソードが非常に印象的です。
一番始めに見たのはいつだったのか正確には思い出せませんが、三、四年前だったような気がします。
公共図書館で初めて本を借りた赤ちゃんが、嬉しそうに絵本を持つと、表紙に指を滑らせたのです。そりゃもう慣れた手つきで……。
こっちもぎょっとしましたが、向こうも驚いて「えっ? なんで変わらないの?」という顔をしました。
なので「チッチッチ、これはね、こするんじゃなくて、め・く・る・の……」とやってみせたら、おおーっ、という満面の笑顔になりました。
まぁ、これはこれで、魔法ですからね。めくったら絵が変わるんだもの。
そっか……。iPadか…… と思いましたよ。
いや、実際こういうことありそうですよね^^;
絵が写ってる平べったい板みたいなものと言えば、確かに赤ちゃんにとっては、iPadも絵本も同じようなものかもしれませんね。
積極的に触らせるべきか、距離をとるべきか
iPadやスマホを幼児に触らせるというと、「スマホにお守りをさせる」的な批判を受けそうですが、今の時代、この手の端末に全く触らないで育つのは難しいでしょう。
将来、必須になるから早く触らせるべきなのか、実際の手触りを感じられるものを優先する方がいいのか、なかなか悩むところではあります。
うちも下の子はまだ3歳ですが、iPadにはものすごく食いつきます。
幼児教育向けのアプリにも興味があって、いろいろチェックしているのですが、よくできたアプリだと幼児でもわかるようなユーザーインターフェースになっていたりして、すごいなあと思うことも多いです。
でも、絵本は絵本で大好きなんですよね。
結論としては、どちらもバランス良く与えるのがベスト、ということになるのかもしれませんが、こういう子供たちが大きくなったらどんなものを考え出してくれるのか、ちょっと楽しみですね^^