AstropadとMacの組み合わせで iPad Proが液晶タブレットに
Macの画面をiPad Proに表示するAstropad
ITmediaで、現役の週刊漫画家さんによる iPad Pro + Astropad +Mac という環境のレビュー記事が掲載されていました。
絵師の未来、こっちかも!?:iPad Proを週刊少年誌の連載漫画家が“液タブ”として使う (1/3) - ITmedia PC USER
この組み合わせの特徴は、Macの画面をiPad Proに表示させて、その画面に対してApple Pencilを使えるという点です。
つまりMacのペイントソフトでApple Pencilが使えるという、結構すごいことが実現できるわけです。
僕はワコムタブレットのユーザーではないため、あまりMacで絵を描くということに興味を持ってなかったりするのですが、CLIP STUDIO(クリスタ)などの定番ソフトのユーザーであれば、興味を惹かれるところではないかと思います。
AstropadはiPad Pro入手後にすぐ購入したのですが、Mac側にPhotoshopぐらいしかないため、いまいち使い道にピンときていなかったのですが、このレビューを読んで、かなり理解できました。
ワコム Cintiqと比べると、やはり遅延がネックか
ワコムのCintiqとの比較もされていますが、こちらの作家さんの結論では、思った以上に使い道はありそう、ということのようですね。
ただ、HDMIケーブルでMacのサブディスプレイとして接続するCintiqでは遅延は発生しないようですが、iPad ProではLightningケーブル(あるいはWiFi)で接続となるため、どうしても遅延が出てしまうのがネックになるように思います。
AirDisplay や Duet Display といった、iPad(iOS端末)を、Mac/PCのサブディスプレイ化するアプリでも、同様に遅延の問題を抱えています。
外部ディスプレイに iPad の画面を出力する場合は遅延がありませんが、外部から iPad に入力となると、どうしても遅延が発生してしまうみたいですね。。
とはいえ、この記事では、慣れればいけるかもという評価なので、新規でiPad Proを使った環境を構築する場合はやってみる価値はあるかもしれないですね。
すでに環境を作ってしまっている場合、よほど使い勝手が向上しないと乗り換えるのは難しいとは思いますが、新規購入ということであれば、液タブ代わりにiPad Proを購入というのもありかもしれません。
しかし、CLIP STUDIOってそんなに便利なのか。。試しに使ってみようかな。。
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レビュー:
絵師の未来、こっちかも!?:iPad Proを週刊少年誌の連載漫画家が“液タブ”として使う (1/3) - ITmedia PC USER
Astropad公式サイト:
http://astropad.com