iPad Pro 9.7インチと12.9インチの仕様の違いが分かってきた
9.7インチモデルのメモリ、クロックは12.9インチよりも下回る
TechCrunchの比較記事。
9.7インチiPad Proは12.9インチiPad Proよりわずかに遅い | TechCrunch Japan
メモリは2GB、クロックは2.16GHzと、12.9インチモデルのメモリ4GB、クロック2.24GHzというスペックを下回るようです。
クロックはわずか3〜4%下回るだけですが、バッテリー寿命を延ばすことに貢献しているものと思われます。
チップの詳細については、こちらのページが詳しいです。
9.7インチ「iPad Pro」、低クロック版のA9Xプロセッサを搭載している模様 | GGSOKU - ガジェット速報
また、その他に判明した違いとしては、Lightningコネクタも9.7インチモデルではUSB3に対応してないようです。
こちらはMacとの同期速度やSDカードアダプタなどの読み込みスピードに影響がありそうです。
9.7インチモデルには新型の「True Tone」ディスプレイ搭載
一方、カメラ機能と同様、9.7インチモデルの方が上回るものとして、「True Tone」ディスプレイの搭載があります。
こちらの記事に詳しいですが、iPad Proに組み込まれたセンサーによって最適な表示を実現する機能を備えているようです。
9.7インチ「iPad Pro」に搭載された「True Tone」ディスプレイとは - CNET Japan
ただし、色味が変わると困るケースもあるので、この機能をオフにすることもできる模様です。
こちらの現地レポートでも新しいiPad Proの仕様変更について詳しいので参考まで。
【西田宗千佳のRandomTracking】復活の4インチ「iPhone SE」、見た目以上の変化「iPad Pro」。アップル新製品に触れた - AV Watch
仕様の違いはあるが画面サイズの違いが一番大きい
こうしてみると、かなり仕様の異なる部分も多いようです。
多少なりとも12.9インチモデルの方が上回る仕様があってホッとしたところもありますが^^;
とはいえ、どちらのモデルを選ぶかということになると、結局は画面サイズの違いで選ぶことになりそうですね。
カメラは9.7インチモデルの方が大幅強化になりますが、もともと12.9インチで写真を撮る機会は少なそうなので、それほどうらやましくはないですかね。。
個人的にはやはり取り回しが楽な9.7インチモデルがおすすめな気がしますが、正直12.9インチというサイズに慣れてしまったところもあるので、何とも難しいところです。
いずれにせよ、TechCrunchの記事にもあるように一部機能は上回り、一部機能が下回るという不思議なラインナップ仕様になっているようです。