「着脱型」タブレット市場でiPad Proが首位に
Surfaceが生んだスレートとキーボードを分離できる「着脱型タブレット市場」
iPhone Maniaさんに2016年第1四半期の世界タブレット出荷台数に関する記事が掲載されていました。
タブレット市場、Appleの首位変わらず~Amazonが天文学的伸びを記録 - iPhone Mania
記事によると、前年同期の出荷台数4,640万台から今期は3,960万台と14.7%も減少しているそうです。
一方で、Surfaceに代表されるキーボードを着脱できる「着脱型」の出荷台数は490万台を超えて、前年同期比で3桁成長を遂げているようです。
全出荷台数が約4,000万台なので、490万台だと10%強の割合でしかないとも言えますが、着脱型タブレットへの需要は伸びていることを示していると考えてよさそうです。
Surface独占から短期間でiPad Proがトップに
この着脱型タブレット市場は、ご存知、Surfaceがほぼ独占状態だったようですが、昨年秋にiPad Proが登場した後、すぐに追い抜いてしまった模様です。
カウントの仕方がよく分からないのですが、iPad ProってSmart Keyboardをセットで購入する人が多いんでしょうかね。
iPad Pro本体だけ購入の人も多そうですが、どうなんでしょう。
Surfaceはタブレットというか、どちらかと言えばノートPCのカテゴリーに入るような気もするので、少々、違和感のある表現のような気はします。
※Amazonで見てみると、Surfaceは本体単体売りが基本なんですね。それにしてもSurfaceもキーボード高いな。。
Serface - Amazon.co.jp
爆発的に出荷台数が伸びたのは「Fireタブレット」
全体として縮小傾向にあるタブレット市場のなかで、なんと5,422%増という嘘のような伸びを示したのがAmazonの「Fireタブレット」です。
まあ、これはAmazonプライム会員は4,000円オフで購入できるキャンペーンも効いたんじゃないかと思います。
値引き後は4,980円ですからね。僕も思わず買ってしまいましたが。。
ただし、こちらは低価格タブレットのカテゴリーなので、iPadとはまったく別物と思った方がいいです。
iPad Proが思った以上に売れていてうれしいですが、市場全体を牽引するほどのパワーは、いまのところないようですね。