2016年の国内タブレット市場は再び増加傾向に
2016年度には前年比6.3%増の951万台、2018年度には1118万台まで拡大
ICT教育ニュースに2016年度の国内タブレット市場予測に関するニュースが掲載されていました。
国内タブレット市場、Windowsのニーズ増加等で2016年度951万台と予測 | ICT教育ニュース
この記事によると、2013年度に713万台、2014年度に919万台へと伸長してきたタブレット端末の出荷台数は、2015年度には895万台と減少に転じたものの、2016年度の予測は951万台と再び増加に転じたということです。
さらに2018年度には1118万台まで拡大すると推計しており、ペースはスローながら着実に市場を拡大していくものとみられているようです。
要因としては、Windowsタブレットのニーズ増加などが挙げられています。
これまで悲観的な予測が多かった国内タブレット市場ですが、ここにきて増加傾向になったというのは良い傾向ですね。
昨年秋と春にリリースされたiPad Proの影響が知りたいところですが、こちらの記事では触れられていないようです。
もっともiPad Proはやはり特殊なニーズ(イラスト描きなど)に向けた製品だと思われますので、市場拡大への寄与は限定的という気もします。
現在、人気を集めているキーボード一体型のタブレットは、今後も各社から意欲的なアップデートがあるでしょうから、向こう1〜2年はタブレットにとって普及拡大の年になるのかもしれないですね。