iPadを活用したシェアNo.1の飲食店向け予約システム「トレタ」
導入店舗数は5000店に迫る勢い
IT ProにiPadを活用した飲食店向け予約システムの記事が掲載されていました。
目指せ、無駄ゼロのレストラン運営 トレタが支持される理由 - 米作りからレストランまで、「食」の世界...:ITpro Active
恵比寿の寿司店「鮨 竹半 若槻」に取材した記事ですが、大学ノートで行っていた予約管理をiPadを使った予約サービス「トレタ」に移行したところ大幅な業務改善ができたという内容です。
寿司店にiPadという、およそ似つかわしくないシチュエーションですが、予約システムの端末としてiPadを活用しているそうです。
開発会社の社長さんが飲食サービス経験者ということで、記事を見る限りではかなり使い勝手の良さそうなサービスです。
電話番号から過去の来店履歴も確認できるということで、
店「お電話ありがとうございます、鮨 竹半 若槻です」
客「予約をお願いします。3日後の19時は空いてますか。2名なのですが」
店「渡辺様でございますね。7カ月前と、3カ月前にもご来店いただいたようで、またのご利用感謝いたします。大丈夫です、その日は空いておりますよ」
客「名前を覚えていただいているなんてうれしいです」
店「今回も、また会社のお知り合いの方とのご会食ですか?」
客「そうなんです。よく覚えてらっしゃいましたね。お得意さまをお連れします」
店「では、ゆっくりお話出来るようにカウンター角の席を確保しておきますね。前回は貝をたくさん召し上がりました。またいいネタがあったらお出ししましょうか」
客「素晴らしい。ぜひお願いします!」。
といったやりとりも可能になるようです。なんだか出来すぎた話のようですが、この「鮨 竹半 若槻」では、通常1割程度のリピーター客が実に6割超と約2/3を占めているそうです。
もちろん料理のクオリティや店の雰囲気、料金といったコストパフォーマンスが良いことが主要因だとは思いますが、こういうところでお客さんが戻ってきたくなるようなサービスを提供できているのも重要なんでしょうね。
料金も手頃で導入店舗はさらに増えそう
また、このサービスを利用するには、別途、iPadが必要ではありますが、月額12,000円/店舗という手頃な料金もウケている理由なんじゃないかと思います。
「2015年12月時点で4366店舗が導入。前年同月から2.3倍に増えた」ということなのですごい伸びですね。
単純計算で月5,000万超、年商6億!ということになります。
売り上げを伸ばすというよりは、業務効率を改善するためのサービスだと思うので、対象はある程度の人気店になるかと思いますが、まだまだ需要はありそうですね。
関連リンク
【シェアNo.1】お店の予約を、まるごとタブレット1台で。 | トレタ
鮨 竹半 若槻 (【旧店名】鮨 竹半) - 恵比寿/寿司 [食べログ]
【公式サイト】恵比寿の寿司屋「鮨 竹半 若槻」接待に最適です